魔法の調味料!自然栽培で育てたハーブソルト
ナチュラルセンス
ナチュラルセンス」は、伊那谷の箕輪町で20年以上にわたり、「土のある生活」を掲げて環境にやさしい農業を進める農園で、安心・安全にこだわった香草(ハーブ)や野菜の生産、ドライハーブの加工製造などを行い、地域のマルシェにも積極的に参加しています。
※ハーブソルトとはハーブやスパイスをブレンドした調味料のことで、料理全般はもとより、温野菜などの「つけ塩」として素材の風味を味わう際にも最適です。最近ではスーパーなどでも様々な商品が販売されています。
箕輪町でハーブを育て始めて20年のナチュラルセンス
「ナチュラルセンスでは、私たち二人でハーブと西洋野菜を育てています。」
長谷川寛さんと晴子さんご夫妻の紹介からワークショップが始まりました。
「香りがあり人間の暮らしに役立つもの」をコンセプトに、農園で育てているハーブは20種類ほど。寒暖差のある伊那谷地域はハーブ・野菜の栽培に適していて、旨みや風味がつまったハーブはメーカーを通して首都圏のレストランなどに卸しているそうです。そんな中、伊那谷地域のこだわりの飲食店からも「是非ともメニューに使いたい」という要望も多く、地元のマルシェに出店するなど、地産地消にもできる限り貢献しているそうです。 「ハーブ」という名前が一般的ではなかった時代に比べれば、認知度が上がってきています」と寛さんは語ります。
さらにハーブの種類や身近な日常使いの方法まで幅広く教えていただき、ますますハーブへの興味が湧いてきました。
ハーブソルト作り、スタートです!
乳鉢、乳棒を使用し、ほどよくブレンドした岩塩・海塩を細かくすりつぶします。
ふりかけた時に、細かくサラサラしていた方が食材にまんべんなく味がつくような気がしたので、なるべく細かくつぶしてみました。
材料として用意されたドライハーブは、バジル・セイジ・タイム・オレガノ・イタリアンパセリなど。そのひとつひとつの香りを楽しみながらブレンドしていきます。
混ぜていくたびに深まる香りがとても印象的でした。
仕上げにラベルを張ると、あっという間に自分だけのオリジナルハーブソルトが完成しました!
ハーブソルトは、肉・魚をソテーする際の調味に使用したり、パスタの味付けやさまざまな料理に使用することができる万能調味料です。また半分くらい使用したら、ガーリックパウダーとブラックペッパーを入れると味の変化が楽しめると教えていただきました。
ハーブソルトはハーブやスパイスの風味があり、塩単体で使うよりも少量の塩で済むため、減塩効果も期待できます。塩分が気になる方にもおすすめですよ!
長谷川さんご夫婦の歩み
農園をはじめて20年の長谷川ご夫妻。寛さんのご出身は関東で大学では飼料作物の勉強をしていて卒業する頃、ある雑誌を読む中でハーブの存在を知ったそうです。知人から偶然「箕輪町のハウスが空くので使わないか」と打診があって移住を決めたそうです。まさに伊那谷地域の気候風土は「自然に逆らわずにハーブを育てたい」という長谷川さんご夫婦の農園コンセプトにピッタリな場所だったのかもしれません。
「ハーブはお茶や料理、染織やアロマと幅広く使うことができる、そこが魅力ですね。」と寛さん。愛情いっぱいに育てられたハーブと、長谷川さんご夫婦のアットホームなお人柄と居心地のよいひとときを楽しみに、是非ワークショップに参加してみませんか。
ナチュラルセンス
「香草のある生活 ハーブソルト作り
【定員】10名
【料金】1,600円(ハーブティー・ テキスト代 ・材料費 ・税込)
【予約・お問合せ】ナチュラルセンス HP:
nsense.shopinfo.jpTel:0265-70-9392
*この記事の情報は、令和3年3月に制作し、令和5年12月に見直ししたものです。