みんなの体験記
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ビギナーもベテランも気軽に楽しめる「駒ヶ根高原スキー場」
駒ヶ根市には、中央自動車道駒ヶ根インターチェンジや中央アルプス・千畳敷へのバスの発着所である菅の台バスセンターから車で数分の場所にある、アクセス抜群なゲレンデがあります。スキー歴8年で中級者の私が、実際に滑ってみて感じたこのゲレンデ魅力をお伝えします。
インターからたった3分! ノーマルタイヤでも行ける
私を含め、駒ヶ根市周辺に住んでいる人は実感が湧きにくいかもしれませんが、このスキー場の一番のポテンシャルは、駒ヶ根インターチェンジからたった3分でアクセスできることです。インターを出て右折して、中央アルプスに向かって走ったら、あっという間に到着! 都会からシーズン中に数回だけ滑りに来るような人にとっては、ノーマルタイヤで行けてしまうスキー場は、とても貴重なのではないでしょうか?
駐車場は、スキー場の斜面のすぐ脇に作られています。駐車場の上の方に車を停めれば、森の向こうに南アルプスがチラリ。また、駐車場からすぐにゲレンデへアクセスできるのは、とても便利だなと感じました。

チケット売り場は、斜面の下に位置するセンターハウスの1階にあります。1日券だけでなく、チケット売り場は、斜面の下に位置するセンターハウスの1階にあります。1日券だけでなく、利用時間に合わせてチケットの種類がいくつか用意されているのはありがたいです。チケット売り場の隣にはレンタル窓口があり、スキー・ボード・ブーツ・ウエアのレンタルが可能。つまり、ニット帽やゴーグル、手袋さえ用意できれば、特別な道具がなくても滑りを楽しむことができるのです。
子連れやビギナーでも安心して遊べる、その理由とは?
駒ヶ根高原スキー場は、最大斜度24度の緩斜面「すずらんコース」と最大斜度32度の急斜面「しらかばコース」がV字状に展開しています。そのV字の中心にあるのが、小さな子どもでも雪遊びを体験できる「ソリわくわくランド」です。ここには動く歩道が設置されています。ソリ遊びだけでなく、隣のすずらんコースの斜面で滑りの練習をするために利用することもできるので、リフトに乗れない子どもやビギナーも、安心して練習ができますよ。
すずらんコースは、緩やかで広々とした斜面がセンターハウス前まで続いています。隣のしらかばコースも同様ですが、天気が良ければ、伊那谷や奥にそびえる南アルプスの絶景を一望! 谷に向かって滑り降りるという爽快感を味わいながら、スノークルーズを楽しめます。
どちらの斜面も滑り降りたところにセンターハウスがあり、迷子になる心配が少ないのも子連れファミリーには魅力的でしょう。センターハウス2階のレストランで休憩しながら子どもを見守るという、そんな過ごし方もこのゲレンデでは可能なのです。ちなみにレストランでは、地元名物のソースカツ丼はもちろん、カレー、ラーメンなど、人気メニューが揃っています。もちろん、お子様ランチもありました。
中上級者が満足するコースもあり
駒ヶ根高原スキー場が、子連れやビギナーしか楽しめないゲレンデなのかといったら、そんなことはありません。しらかばコースのほうは、中級者や上級者も滑り応えを感じられる、なかなかの急斜面が用意されています。リフトからの伊那谷の景色も、写真のとおりよりダイナミック!
ふだん、中上級者向けのコースで滑ることが多い私も、このコースはとても楽しく、何度も往復してしまいました。コースの下のほうには、ショートターン用のレーンもあったりして、ベテランの滑り手にとっても、練習にちょうどよいコースかもしれませんね。
こまかっぱに会えることも
実はこの駒ヶ根高原スキー場、不定期ではありますが、駒ヶ根市の人気キャラクター「こまかっぱ」に会えることも。「かっぱっぱ! かっぱっぱ!」と歌に合わせて踊ると、とくに上半身をほどよく動かせるので、滑る前の準備運動にぴったりです。
朝一番をおすすめしたい最大の理由は、ビシっと圧雪されたバーンを滑れることです。毎日、早朝からスタッフの方が圧雪車で丁寧に整えている美しい斜面を滑れば、いつも以上に板が走り、心地よい時間を体感できること間違いなし!
子連れファミリーやビギナーであれば、緩やかな斜面と充実したサービスがあること、ある程度慣れた滑り手の方であれば、手軽にアクセスできサクっと急斜面を滑れることなどから、ビギナーにとってもベテランにとっても、利用しやすいゲレンデだと感じました。

スキー上達のための練習用のゲレンデとして、または初心者の知人を連れて行くゲレンデとして、今後もまた滑りに行きたいと思います。
駒ヶ根高原スキー場
住所:駒ヶ根市赤穂23-170
電話番号:0265-83-4000
営業期間:2023年12月22日(金)~2024年3月3日(日) 予定
営業時間:8時30分~16時30分
URL:https://chuo-alps-resort.com/ski/

*この記事は、令和3年3月に制作し、令和5年12月に内容の見直しをしたものです。
みんなの体験記ライター
投稿者松元麻希
年代30代
趣味スキー、ハイキング、パン屋めぐり
自己紹介スキー好きが高じて長野県松本市へ移住。2019年に伊那市地域おこし協力隊になり伊那谷へ。アウトドアアクティビティ全般が好きなので、伊那谷のフィールドとしての魅力を中心に発信していきたいです。