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どんな天気も思い出に。 雨の日、伊那谷 おすすめスポット10選  後編
楽しみにしていた伊那谷の旅、けれど天気は雨・・・。
そんなときでも大丈夫、アクティブ派もインドア派もうれしい
長野伊那谷の雨の日おすすめスポットをご紹介します。
■ゆったりと、アートに向き合うひととき。おすすめ美術館3
1. 信州高遠美術館(伊那市)│地元出身画家のコレクションを中心に、約1200点を収蔵。近年は若き作家らによる企画展も開催
日本三大桜の名所として有名な「高遠城址公園」に隣接する、緑に囲まれた美術館。地元出身の画家・原田政雄氏が収集した木内克、福沢一郎、熊谷守一らの作品668点を中心に、中村不折、平山郁夫ら伊那市ゆかりの近現代作家の作品をあわせた約1200点を収蔵。これらを常設展として楽しめるほか、近年は地域の若手アーティストらによる企画展も開催され、話題を呼んでいます。

館内併設の喫茶室「パレット」の窓から眺める雨の伊那谷も、また乙なもの。すぐ近くには他にも、高遠町歴史博物館や立ち寄り温泉など、雨の日OKなスポットがたくさん。あわせてめぐるのもおすすめです。
●信州高遠美術館
住所:長野県伊那市高遠町東高遠400
電話:0265-94-3666
開館時間:9時~17時(最終入館時間16時30分)
入館料:一般500円(400円)、高校生以下、および満18歳未満の方は入館料無料<br>注記1:カッコ内は20人以上の団体および割引料金
注記2:障害者手帳を受け付けにて提示された方と付き添いの方1人は無料となります
注記3:特別展の場合、入館料が変わる場合があります
休館日:火曜日と祝祭日の翌日、年末年始(12月28日~1月3日)<>※展示替えのための臨時休館あり

http://www.inacity.jp/shisetsu/library_museum/takato_museum/index.html
2.辰野美術館(辰野町)│かつて町に滞在した、あの有名画家の作品や、美しき土偶にも出会える「まちの美術館」
JR辰野駅から車で約7分。荒神山スポーツ公園内に位置する辰野美術館は、地域住民の文化の拠点として長く愛され続けてきた「まちの美術館」。洋画家・中川紀元、彫刻家・中村七十、瀬戸團治、陶芸家・大森光彦といった地元出身芸術家の作品のほか、小野の食堂に1ヶ月滞在した放浪の画家・山下清による作品、県宝に指定された縄文時代後期の「仮面土偶」など、幅広い作品を鑑賞することができます。

さらに、展示室をギャラリーとして貸出し、地域住民の定期的な発表の場となるなど、柔軟かつ多様な表現を歓迎する姿勢は昔も今も変わらぬまま。美術館からも、「辰野らしさ」の一端を感じられるかもしれません。
●辰野美術館
住所:長野県上伊那郡辰野町樋口2407-1
電話:0266-43-0753
開館時間:9時~17時(入館受付は16時30分まで)
入館料:大人300円(200円)、高校生以下無料。
※( )内は20人以上の団体料金
※特別展は別料金
休館日:月曜日・祝日の翌日、冬期(概ね12月~3月)、展示替え期間

http://artm.town.tatsuno.nagano.jp/
3.アンフォルメル中川村美術館(中川村)│日本唯一、アンフォルメル芸術がテーマの美術館は、建物まるごとアート作品。
上伊那郡の南端に位置、陣馬形山からの絶景の眺望で近年注目を集める中川村。山の中腹に隠れ家のようにたたずむ「アンフォルメル中川村美術館」は、1950年代フランスを中心に展開された抽象絵画の動向「アンフォルメル」をテーマにした日本で唯一の美術館です。

実業家であり芸術家としてもフランス芸術文化勲章を受章した鈴木崧(すずき・たかし)が中川村の美しき風景に魅せられ、アトリエと自身のコレクションを収蔵する場所として建設したのが美術館のはじまり。現在は、生前に鈴木がコレクションしていたアンフォルメルの作家たちの作品や鈴木自身による作品を本館やアトリエ棟で常設展示するほか、折々に企画展が開催されています。

そして見る者に強烈なインパクトを与える斬新な本館およびアトリエ棟の設計は、ポスト・モダンの旗手として活躍した建築家・毛綱毅曠によるもの。まさにこの場所全体がアート作品と呼べる、不思議な魅力の美術館です。
●アンフォルメル中川村美術館
住所:長野県上伊那郡中川村大草2124
開館時間:10時~17時(入館受付は16時30分まで)
入館料:一般 400円
高校生以下無料
団体(一般)300円
※団体は20名以上 
※障害者手帳をお持ちの方及び介助者1名200円
https://www.informelmuseum.com/
■個性際立ち、お土産選びにぴったり。厳選お買い物スポット3
1.グリーンファーム(伊那市)│天候問わず、賑わう店内! 屋根下の「動物ふれあいコーナー」も楽しい
南アルプスの眺望が美しい、伊那市の高台に建つ「産直市場グリーンファーム」。地域生産者の農産物を販売する直売所としてスタートした同店は、「来る人の願いに応える」うち、古道具・古レコード、輸入食材販売にヤギのレンタル事業まで行う唯一無二の存在に。いつ訪ねても楽しい店内は、県内外からやってくる人々でいつも賑わっています。

春から秋口までは、メインの店舗に連結して建つビニールハウスの「植物コーナー」がおすすめ。花の鉢植えや観葉植物、野菜の苗など、雨の日でもパッと華やぐ草花に癒されます。

子ども連れにうれしいのは、店舗横の動物ふれあいコーナー。うさぎやヤギ、ニワトリなどにゲージごしにエサをあげられるこのスペースも屋根下にあり、強風時でなければ濡れずに楽しむことができます。

●産直市場グリーンファーム
住所:長野県伊那市ますみヶ丘351-7
TEL:0265-74-5351
営業時間:8時~19時(12月~3月は8時~18時)<>休館日:1月1日のみ
2.「上藏(じょうくら)」(南箕輪村)│店主のこだわりを隅々に感じる、酒と食のセレクトショップ
「ちょっとした贅沢」をコンセプトにセレクトされた品は、地酒から世界のスパイスまで。とにかく品揃えが楽しい酒と食のセレクトショップ「上藏」は、中央道伊那インター約7分ほど。広々とした店内には珍しい日本酒や近年盛り上がりをみせる伊那谷のサイダリー&ブルワリーによるシードルにクラフトビールも充実。お酒が進む絶品おつまみも豊富で、ゆったり散策するように選ぶことができます。

その他、店内にしつらえたキッチンスペースで料理教室を行ったり、試飲会も定期的に開催するなど、美味しいものとお客様をつなごうと日々楽しい仕掛けを欠かさない店主のこだわりは随所に。その熱に魅了され、つい長居してしまう人続出です。セレクトに迷ったら、好みや利用シーンをぜひスタッフご相談ください。
●酒と食のセレクトショップ「上藏(じょうくら)」
住所:長野県上伊那郡南箕輪村8304-180
電話:0265-72-2767
営業時間:9時~20時
https://www.jokura-nagano-shop.com/
3.北川製菓・駒ヶ岳工場・直営店「ル・ノール・リヴィエール」(駒ヶ根市)│工場直営店で、楽しい旅のおすそわけを見つけて
創業は昭和33年、「まちのお菓子屋さん」として愛される北川製菓の工場直営店。伊那谷の素材を活かしたドーナツやバームクーヘンを定番商品とし、オンラインショップでは「アイスドーナツ」も大人気。そんな同社の直営店にはフルーツたっぷりの生菓子やパンなども並び、イートインスペースで味わうことも可能です。

そしてなんといっても注目は、思わずまとめ買いしたくなるお値打ちのアウトレット品の数々。まさに直営店ならではといった大袋入りの品もあり、職場や学校への「旅のおすそわけ」選びにもよさそうです。

平日なら、事前予約で併設の工場見学も可能とのこと。詳しくは同社へお問い合わせください。
●北川製菓・駒ヶ岳工場・直営店「ル・ノール・リヴィエール」
住所:長野県上伊那郡宮田村1934-5
電話:0265-85-4145
営業時間:10時~17時
定休日:火曜・水曜・年末年始
諸事情により、営業時間、定休日が変更になる可能性があります。
最新情報は、弊社HPなどでご確認ください。

 https://www.kitagawa-seika.co.jp/shop/